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一度は行きたい世界遺産「屋久島」

世界自然遺産に登録されている屋久島。
鹿児島県の大隈半島佐多岬に位置し、ほぼ全域が山地で美しい自然が残されています。
鹿児島空港からプロペラ機に乗り約30分です。
島内には樹齢2170年ともいわれる縄文杉、日本滝100選にも選ばれている大川の滝など多くの観光スポットが存在します。

屋久島の縄文杉

屋久島に自生する最大級の屋久杉です。1966年に発見された屋久杉で樹高25.3メートル、周囲16.4メートルもあり推定樹齢は2170年から7200年まで諸説あります。
2000年前は日本だと弥生時代になります。縄文杉の表面は激しい凹凸があり、屋久島の厳しい自然を生き抜いた証です。
それだけの歴史であるこの杉は有休の時代を感じさせてくれるでしょう。
見学するには険しい原生林の中、トロッコ道を往復で10時間以上歩くことになるため、本格的な装備が必要です。
縄文杉の周りは保護のため柵で覆われており、触れることはできません。また、訪れた人の踏圧で根が傷むのを防ぐため、間近に展望デッキができています。

志戸子ガジュマル公園

高さ20mほどの亜熱帯植物が見られるスポット。駐車場からけもの道を5分ほど歩くと約100平方メートルにわたって樹齢500年以上のガジュマルが茂っており、まるでジャングルのようです。
とても静かな場所で川の音や鳥の声がよく聞こえてきます。手つかずの自然の中にあるガジュマルは力強い迫力を感じさせてくれます。
ガジュマル以外にも、うっそうと木が生い茂っておりタブノキやアコウなど亜熱帯植物が密生しています。
入園料は大人240円、高校生以下120円です。

白谷雲水峡

屋久島にある渓谷で、緑豊かな自然を歩くことができます。
体力に自信がなくても気軽にトレッキングでき、樹齢1000年を超える屋久杉をはじめ、屋久島の自然を鑑賞できるスポットとして人気です。
まるで映画「もののけ姫」を彷彿とさせてくれます。春の季節においては太鼓岩から見落とせる山桜や新緑、宮之浦岳の眺望は、絶景です。
弥生杉コース(60分)、奉行杉コース(3時間)、太鼓岩往復コース(4時間)の3コースがあります。

永田浜

屋久島の奥岳から永田川で運ばれてくる風化花崗岩の白浜が美しいビーチです。永田浜は永田集落にある3つの浜の総称で、2005年にラムサール条約に登録されました。
太平洋を回遊するウミガメが5月から7月にかけて産卵に訪れます。
そのため、産卵やふ化のシーズン中、夜間の立ち入りは制限されているので、産卵シーンが見たければウミガメ観察会に参加するといいでしょう。