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バイアグラジェネリック(シルデナフィル)について

ED治療薬バイアグラ(シルデナフィルクエン)の誕生

ファイザー社から1998年に発売された、ED治療薬バイアグラ(シルデナフィルクエン酸)は医薬品として特許が切れたために、ほかの製薬会社によって、同成分の後発薬(ジェネリック)が発売されました。バイアグラはED治療薬の中でもジェネリックとなるのは初となります。莫大な開発費用が掛かった先発薬に比べ後発薬であるジェネリック薬は、製造コストを抑えられるため、低価格のバイアグラが各製薬会社から発売されています。ここでは、多数のジェネリック薬の中から厳選し「シオノケミカル」、「富士化学工業」、「東和製薬」3つの製薬会社から発売されているバイアグラジェネリック(シルデナフィル)の特徴を解説します。

*参照:バイアグラのジェネリック医薬品について【浜松町第一クリニック】

シオノケミカルのバイアグラジェネリック薬

このバイアグラジェネリック薬は、シルデナフィルVI「SN」と呼ばれバイアグラと同成分のジェネリック薬です。「SN」は製造販売元のシオノケミカル株式会社のイニシャルとなっています。シルデナフィルVIの色は淡赤色のフィルムコーティング剤で、一見してわかるバイアグラ独特の青くひし形の形状の錠剤とは異なります。バイアグラとぱっと見わからないためパートナーに見られても「胃薬だよ」と返答しても自然です。バイアグラジェネリックの中でも最安値の後発薬となります。

ジェネリック医薬品の製品開発・企画・原薬輸入|シオノケミカル

富士化学工業のバイアグラジェネリック薬

シルデナフィルVIFCIの成分はバイアグラと同じで、薬品名のVIは、先発薬バイアグラの頭文字を意味しています。FCIは発売元の富士化学工業の略です。富士化学工業が作ったあかしとしてFCI文字が錠剤に刻印されています。富士化学工業のシルデナフィルは、色も形もオリジナルのバイアグラとほぼ一緒です。このジェネリックは安く、根強いバイアグラファンから人気があります。

富士化学工業株式会社

東和薬品のバイアグラジェネリック薬

東和薬品のシルデナフィルOD錠VI「トーワ」の成分は、バイアグラ50㎎と同じで薬品です。薬品名のVIは、先発薬バイアグラ(VIAGRA)の頭文字を意味しています。この後発薬の特徴は水なしでも飲めるOD錠(口腔内崩壊錠剤)で、味もレモン風味やコーヒー風味の2種類があります。また、錠剤の中央に入っているスリットに沿って割ると、25㎎で飲みたい場合指でも簡単に割れるように工夫されています。水なしで飲めるというのが好評で、レモン味はとても人気があります。

東和製薬 シップ薬 外用液剤

バイアグラジェネリック薬の現状

2014年にジェネリックになったバイアグラは、各社から10種類上の製品が発売されていますが、実際に市場に流通しているものは、一部のジェネリック薬だけのようです。レビトラやシアリスは高くて手が届かないユーザーもバイアグラジェネリックを選んでみてはいかがでしょうか。