1. ~
  2. ~
  3. 面接は知識だけじゃない

面接は知識だけじゃない

面接は知識だけでは通らない

知識がある人はそれだけ日ごろから努力をしており様々な情報を収集しています。
学生の中には知識量が膨大で豆知識や知らない情報の話になるとびっくりするぐらい引き出しを持っている方もいるのです。
しかし、逆にその知識量があだとなるケースがあります。
その一つが面接なのです。

知識が豊富な人というのはそれだけ頭が良いことのアピールにつながるので、就職につながるケースもあるのですが、その知識を仕事に活かせなければ死蔵されたデータという扱いになってしまいます。
逆に知識量が乏しいといわれるような人でも、発想の展開が抜群にうまくアイディアを出したり状況を打開することがうまいという人はどんな職場でも重宝されますし役立つ人材となるのです。

出来る限り知恵をアピールすること

職場で求められる人材とは一言でいえば職場に貢献できる人となります。
この職場に貢献できる人とは知識が豊富で学力という面で優秀という人よりも、その人の経験から職場に活かせるスキルや能力がある人と言えるでしょう。

たとえば「私の長所は○○という資格を持っているので必ず役立ちます」という人よりも「私の長所は発想力で、問い合わせが減らず困っている職場にいましたが私主導のレイアウト変更で問い合わせを減らすことができました」という人のほうが就職に受かりやすいということです。
つまり、知識のアピールではなく知恵のアピールのほうが点数は高いと言えます。

コミュニケーションに問題があればもちろん落ちる

どんなに知識があるという人でも落ちてしまう実例の一つがコミュニケーション能力で不安があると思われてしまうことです。
知識があるという人はその強みを最大限に活かすためにも主導権を持った状態での会話を好む傾向にあるのですが、面接官が求めているのはそこではありません。

話は分かりやすいのか、会話のキャッチボールができるのか、場の空気は読めているのか、きちんと人の目を見て会話をしているのかをまずはチェックします。
この部分でマイナスをつけられてしまうとどんなに知識がある人でも「この人は知識を職場では活用できない」とみなされて不合格になる確率が一気に上がります。

人物そのものに問題があればもちろん落ちる

また、コミュニケーション能力以外にも性格や服装そのものにNGとなる部分が散見していると不合格になる可能性が一気に上昇します。
面接で清潔感がないと判断されてしまったり、臨機応変な対応ができずに言葉に詰まってしまったり、敬語表現が苦手でマナーという面でマイナス評価されてしまったらもちろん落ちてしまうでしょう。

学生さんならまだ少ないのですが、前職で非常に嫌なことに遭遇してしまった人は面接でもついつい愚痴のようにその会社の悪口を言ってしまうことがありますが、これでは入社後も人間関係でもめると思われてしまうので不合格になりやすいのです。