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眠れない夜にしていこととダメなこと

眠れないときにしていいこと

近ごろ、不眠に悩まされている大学生が多いと聞きます。
大学生になると、高校生の時と比較して生活スタイルに大きな変化が出ます。
夜更かしをする機会が多くなったり、生活リズムが不規則になったりする大学生も多く見受けられます。

内閣府が行った調査によると、20歳から24歳までの人の平均就寝時刻は0時31分、平均起床時刻は7時56分です。
ですから、大学生の多くの平均睡眠時間は7時間25分ということになります。
大学生の年代では体力も充実してくるため、0時を過ぎてもなかなか寝付けないケースもしばしば見受けられます。
しかし、就寝時間が遅くなると翌朝早くに起きるのが辛くなりますので、できるだけ早めに眠りにつくのが理想的です。

なかなか眠りが訪れない、寝つきが悪いという場合には、リラックスした気分になれるツボを押してみるのが手軽でおすすめです。
頭頂部には「百会(ひゃくえ)」と呼ばれるツボがあり、ここをゆっくり押すことによって心が落ち着き、眠りに入りやすくなります。
百会を押す際には、手のひらや4本の指を使い、息を吐きながら5秒間ぐらい優しく押すのがポイントです。
ベッドの中でも簡単にできますので、ぜひ実践してみてください。

快適な睡眠を得るために、室内の環境を整えることも大切です。
窓の外から入ってくる光はできるだけ遮光カーテンでシャットアウトし、エアコンを適度に設定して快適な温度を保つようにしましょう。
寝る前にぬるめのお風呂に浸かったり、好きな音楽を聴いてリラックスするのも効果があります。

眠れないときにしてはダメなこと

夜なかなか寝付けないとどうしてもスマホなどを見てしまいがちですが、スマホのブルーライトを見ると光刺激を受け、体内時計を司っているメラトニンというホルモンの分泌が悪くなります。
こうなると寝つきが悪くなるだけではなく、朝なかなか起きられなくなることが多いものです。
大学生の場合、1限目の授業がないとそれほど早起きする必要はないとはいえ、起床時刻を遅らせてしまうと生活リズムが狂ってしまいます。
授業の開始時刻に関わらず、毎朝決まった時刻に早起きするのが理想的です。

夕方から夜にかけて、カフェインが含まれている飲食物を摂取するのもNGです。
コーヒーだけではなく、コカコーラやエナジードリンク、紅茶、緑茶などにもカフェインが含まれていますので、寝つきの悪い人は特に夕方以降はこういった飲み物を飲まないようにすることが大切です。
夕食の時間が遅くても入眠を妨げることになりますので、夕食は少なくとも寝る時間の3時間前には済ませておくといいでしょう。
食事内容についても、揚げ物などを夕食にたくさん食べると消化が悪くなり、質の良い睡眠が得られません。