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初めてのクルマ

学生が車を買うなら維持費についても知っておこう

車の免許を取得したら、いよいよ車の購入です。乗りたい車があるという方もいるのでは?
せっかく車を買うなら、予算の中で最大限満足できる車を選びたいものです。
そこで今回は学生が車を買う際に役立つ情報について紹介します。
車を持つにはガソリン代以外にも様々な出費を想定しなければなりません。どのような出費があるのか把握しておきましょう。
ローンを組んだ場合、月々の出費に数万円程度上乗せされる形になります。車を買う前に月々いくら必要なのかチェックしておくことが大切です。

年に一度かかる自動車税

自動車税は4月1日にすべての車の所有者に課税されます。自動車税は排気量によって区分されるため、車が大きいほど高くなります。
車を所有していることで科せられる税金のため、乗っても乗らなくても支払い義務が生じます。
納税期限は5月末に定められており、遅れると延滞金も支払う必要があるため、速やかに支払いましょう。

2年から3年に1度かかる車検

車検は新車登録の3年後、以降2年おきに受けなければなりません。
車検切れの車を公道で走ると6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。さらに6点の違反点数が科せられた上、30日間の免許停止になるので注意してください。
車検時に自賠責保険料、自動車重量税、印紙代、点検・整備費用を支払います。
点検・整備費用は車の状態によって異なり、安ければ2万円程度、高額になると20万円以上になることも。

車を走らせるのに必要なガソリン代

車の燃料となるガソリンは運転する機会が多いほど、補給する回数も増えます。一度の給油だと数千円ですが、1カ月分になると1万円以上かかるでしょう。
ガソリン代を節約するなら、ハイブリッドカーがおすすめです。ガソリン車と比べて給油回数が減るので出費を抑えられます。

車に乗るなら入っておきたい任意保険

強制加入される自賠責保険と異なり、任意保険は加入の義務はありません。しかし、事故や故障で万が一を考えると加入しておきたいところです。
保険料は保険会社やプランによって異なるため、家族と相談して加入しましょう。

場合によっては駐車場代や修繕費も必要

自宅に駐車場がない場合、別途借りる必要があります。駐車場代は場所によって様々ですが、都心部だと1~2万円程度が多いでしょう。
車は所有歴が長いほど故障のリスクも高まります。大掛かりになると10万円以上の修繕費がかかることも。万が一に備えて、貯蓄しておくことが大切です。

在学中に車を購入する場合、よく考えないと生活を圧迫してしまいます。税金や車検、保険料など維持費を考慮して無理なく支払えるよう計画を立てることが大切です。
ローンを組むなら、月々の出費をシミュレーションして把握しておくと安心できます。