蔵王でも有数の絶景スポット「お釜」の魅力
宮城県南部に位置する蔵王町(ざおうまち)は、蔵王連峰やお釜、遠刈田(とおがった)温泉、不動滝など数々の観光スポットが点在する場所として人気があります。
特にお釜はエメラルドグリーンの湖が印象的で、年間を通じてたくさんの観光客が訪れています。
「お釜」という名前は蔵王刈田岳と熊野岳、そして五色岳の3峰に囲まれた火口湖が円形状のお釜の形になっていることから付けられたものです。
今から1000年〜2000年前の噴火によって形成された火口に、雨や雪解け水、地下の湧き水などが溜まって現在の形になっています。
季節や天候条件などによって水の色がさまざまに変化することから、お釜は別名「五色沼」とも呼ばれています。
お釜へのアクセス
お釜は宮城県と山形県のほぼ県境に位置しており、仙台市からも山形市からもアクセスが便利なことで有名です。
仙台からアクセスする場合には、東北自動車道で「村田IC」または「国道286号線・県道47号すずらん峠」を経由して約60分です。
東京から行く場合には、東北自動車道で「白石IC」まで行くコースがおすすめです。
駐車場は3000台が駐車可能で、4月から11月のグリーンシーズンは駐車料金が無料になります。
11月末から3月までのウィンターシーズンだと、平日は無料ですが、土・日・祝日と年末年始(12月28日〜1月5日)は500円の料金がかかります。
お釜の周辺には「蔵王エコーライン」や「蔵王ハイライン」などの有料の観光道路があり、美しい景色を楽しみながら走ることができます。
紅葉の季節などは特に美しいので、できるだけ季節を合わせていくのがおすすめです。
ただし、11月から4月にかけては積雪のために蔵王ハイラインと蔵王エコーラインが閉鎖となりますので気をつけましょう。
蔵王ハイラインの終点には蔵王苅田駐車場があり、300台の車を駐車することができるようになっています。
高速バスで行くのであれば「宮城交通遠刈田温泉高速バス」に乗り、遠刈田温泉で下車してそこからタクシーで10分の行程です。
お釜周辺のおすすめグルメスポット
火口のお釜周辺にはいつかのグルメスポットがありますので、お昼ご飯の時間に合わせて行くのがおすすめです。
和食だけではなくて、本格的なソーセージが味わえる「森のソーセージレストラン ベルツ」や蔵王チーズを使った料理で有名な「チーズシェッド」などもあります。
チーズシェッドは蔵王酪農センターの入り口にあり、濃厚なチーズが美味しいナポリタンやピザなどが特に人気です。
お値段の方もコスパがいいので、立ち寄ってみる価値はありです。
お釜観光とチーズセットでの食事、遠刈田温泉での入浴をセットにしても思い切り楽しめます。