瀬戸内しまなみ海道とは?
しまなみ海道は「西瀬戸自動車道」の愛称の一つで、四国と本州をむすんでいる海道で、瀬戸内海に浮かぶ島々をつないでいることが最大の特徴となっています。
このしまなみ海道は広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ海道で、長さは59.4kmの自動車専用道路です。
しかし、このしまなみ海道にはサイクリングロードが用意されており日本で初めて海峡を横断できる自転車道でもあります。こちらはしまなみ海道サイクリングロードという名前で、西瀬戸自動車道に併設する長距離サイクリングルートとなっているのです。
今回のお話はこのサイクリングルートが主体となります。
しまなみ海道はサイクリスト最高の場所!
雄大な橋と広大な瀬戸内海を堪能できる景色は風光明媚なサイクリングロードとしても非常に有名で「サイクリングを楽しむためには最高のスポット」とか「サイクリストの聖地」として扱われております。
これは海外の方々にも実は有名でCNNでは「世界7大サイクリングロードの1つ」として紹介しているという情報もあるのです。
このサイクリングロードの沿線にはレンタサイクルもありますので、現地に行ってからサイクリングを楽しむというやり方もOKとなっています。
レンタサイクルターミナルであれば乗捨ても可能なので使い勝手は抜群です。
瀬戸内しまなみ海道の楽しみ方!
瀬戸内しまなみ海道の最大の楽しみ方は6つの島々を6つの橋を自転車で渡ることにあります。
いくつかのサイクリングルートがありますので、どれを選ぶのかでその景観も変わってきます。また、サイクリングコースによって初心者向けと上級者向けがわかれておりますので、自分の体力に自信がない人でも楽しむことができるのも特徴です。
また、しまなみ海道はサイクリング推奨道に道しるべがきちんとありますので、迷うこともないというのがうれしいポイントとなっています。
このように気軽に楽しめるポイントが多数ありますので、とりあえず自転車が好きという人にとっては理想のスポットとなるでしょう。
何かあったときのレスキューも完備!
サイクリングコースとして最高という声を高める原因の一つが、何かあったときの対処法も非常に優れていることにあるでしょう。
例えば、サイクリングを楽しんでいる最中にタイヤがパンクした場合、「島走レスキュー」の方々が対処してくれるのです。
こういったトラブル救済の仕組みは地元有志の方々による協力で成り立っているので、本当に頭が上がりません。
広島県と愛媛県が産官民連携でサイクルツーリズム振興を行っているため、こういった仕組みも整っているのです。
海外からのインバウンド誘致目的という名目も確かにありますが、CNNで紹介されるほどに成長したのでまさに大成功のインバウンド誘致と言えます。