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一度は巡りたい!四国でお遍路の旅

大学生にすすめたいお遍路の旅のコンセプトは信じて進むこと

大学生は休みが多いよね。
特に、学年最後の試験は終わる1月の終わりから3月にかけての休みは長いものだ。
この期間、大学入試や高校入試、中学入試もあるね。
大学生の皆様にとってはそうした入試を過去のもので、今は自分の楽しい学生生活をどうやって過ごそうと思っているかもしれない。

そんな皆様におすすめしたいのは四国のお遍路の旅だ。
お遍路というと、年配の人が人生を振り返るために出る旅と思っている人も多いかもしれませんが、そんなことはないよ。
私は大学生こそ、行ってほしいと思うんだ。
というのも、せっかくの長い休みなので、お遍路の旅のコンセプトの前へ進むことの大事さを体で感じてほしいな。

因みに、1月中旬~3月初旬はお遍路の旅が比較的落ち着いている時期です。
ちょうど大学の休みの時期に重なるので、この機会に考えてみてください。

無理をしないお遍路の醍醐味は禁欲の世界と人との交流

お遍路の旅の醍醐味は禁欲の世界を味わうことだ。
この旅を通して、禁欲とはどのようなものかということを味わってほしいと思るなあ。
この旅を経験した20代の若者は、自身が欲まみれだったことが分かったと言っていた。
人それぞれの欲を抑えることの大切さを、若いうちに味わうのも良いことだと思う。

お寺をめぐるのは、歩いていく歩き遍路でも良いですが、なかなか大変だ。
バイクに乗れる人はバイクで行っても良いですし、車で行くこともできるからね。
自家用車、タクシー、レンタカー、乗り合いバスなどのプランもあるので、旅行会社で企画しても良いかも。

または頑張って歩いて途中でタクシーというのもありだ。
余り無理をしない程度に頑張ることをおすすめ。

宿坊に泊まるので、お遍路で知り合った人との交流もできるのも旅の醍醐味だよ。
今まで会ったことのない人と話をすることで、世界観も広がる。

難しいことは考えないでやってみよう

一般的にお遍路の旅というと、お大師様(弘法大師)の志で88の煩悩を取り除くといわれている。
仏教や空海の考えに興味のある人が取り組むこともあるかも。
でも、若者にとっては、そのような考えよりもとにかくやってみることが大事だ。
取り組んでみることで、自分なりに考えることが出てくるはず。

ある若者はお遍路の旅に出て、徳島の22番札所の平等寺のパネル展示で涙が出たそう大事。
そこには、歩き遍路で疲れてもうやめたいと思ったときに、不自由な足を引きずりながら歩いている人を見て、自分も頑張ろうと思った人の話があった。
彼はそれが自分にとってのお遍路の意味と感じたそうだよ。
このように、大学生の皆様も自分らしいお遍路を見つけほしいなあ。