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就職後も安心できない!?将来なくなりそうな職業・必要とされる職業

就職後も安心できない!?将来なくなりそうな職業・必要とされる職業

人工知能は将来人間の仕事を奪う?

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)という言葉をご存知でしょうか。
人間がキーボートやマウスを使ってコンピュータを操作するように、ソフトをインストールすることで勝手に画面を操作してくれるものです。
これによってメールの送受信を含めてほとんどの事務作業は人間がする必要がなくなると言われています。

最近ではAI、IoTの進化により音声認識だけで家電のほとんども操作することができるようになっており、自動運転技術などの普及によりドライバーも必要なくなる日が来るかもしれません。
このように、AIやテクノロジーがさらに進化することによって、今ある仕事の大部分はロボットが行うようになると言われています。

実際、現代の就活生の半分以上はAIやテクノロジーの発展によってなくなる職種を意識して企業を選んでいると言われています。
せっかく苦労して就職しても、数年後に仕事がなくなってしまってはたまったものではありません。
今から、なくなりそうな職業と必要とされる職業を選別することはとても大事でしょう。

将来なくなりそうな職業

銀行・証券会社・ホテル等の窓口業務

テーマパークでの試行からアンドロイドロボットがフロンド係を務めるホテルは増えつつあります。
音声を認識してオーダーをこなすことができるAIがあれば、ほとんどの業務はこなすことができるでしょう。

また、銀行や証券会社などの金融関係機関の窓口でも顧客が画面をタッチしながら、用を済ませることができるところは現在でもあります。
また、単純なデータ入力などの作業もAIに代替される可能性が高いでしょう。

運転業務

既に公道において完全無人自動運転車の走行実験は始まっています。
タクシー、バス、宅配業者、など人や物を輸送する業務のほとんどはAI、GPSなどを使って数年後には全く人間の手をかける必要がなくなることでしょう。

セキュリティー業務

警備員、駐車場管理員、などは防犯、施設管理などを主な仕事としています。
現代でも監視カメラにAIが搭載されており、事前に不審人物を特定したり、異常を感知してドローンが追跡したりするなどのシステムは既に開発されており、人間が24時間監視、チェックする必要はなくなります。

将来も必要とされる職業

アートディレクター・デザイナー

AIやテクノロジーは抽象的な概念や芸術などの分野には弱いとされています。
AIはこれまでの経験をデータとして統計的に処理を行うものですが、ゼロから物を生み出すクリエイティブな分野は苦手であるため、現時点では代替不可能と言われています。

画像解析技術により、今後はデザイン分野にも強くなる可能性はあります。
しかし、AIは様々なデータを元に共通項を見出してデザインを作成するので、どこかで見たようなデザインはできても、強烈な個性を出すことは難しいです。
誰でもできるような仕事はAIに任せ、デザイナーの個性が求められる仕事のみ、人間が手掛けることになるでしょう。

またアートディレクター・デザイナーと言っても、扱うデザインは様々です。
例えばデザインの専門学校では、アートディレクター、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、キャラクターデザイナー、ゲームデザイナー、インテリアデザイナー等、様々な分野に分かれています。それぞれAI向き、AIに不向きのジャンルがあるので、よく確認するといいでしょう。

医師

難易度の高い外科手術をサポートするロボットは現在でも活用されていますが、直接的に人の命に関わる仕事は、AIに全てを任すことができません。
外科医だけでなく、内科医や獣医師など、人や動物とのコミュニケーションを図りながら問診で得るデータが重要となるため、機械に最終的な診断、治療はまだできないでしょう。

そのほかにも、AIが発展することによって、ロボットアドバイザーや輸送アナリスト、マインドインストラクターなどの新たな職業が生まれる可能性も考えられます。
就活する際には、10年後、20年後の未来をも大切なポイントになりそうです。

【記事参照】
RPA(ロボットによる業務自動化)とは

保育士

女性の社会活動が増えた現代には、日本もすでに共働き夫婦が専業主婦と会社員夫婦の割合の2倍に昇るほどの共働き社会化しています。

しかし、保育士不足や保育園の経済状況を理由に「待機児童」問題が起きたり、深刻な状況となっています。

「仕事をしたい」「生活のために働かなければいけない」など保育園に子どもを預ける理由は、それぞれ違いますが、預け先が決まらないことには仕事をすることができません。

保育に関してもAIに全て任すことができませんので、今後も保育のお仕事の需要は高まっていくでしょう。
【参考サイト】
保育士のお仕事|東京・神奈川