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青の絶景が見どころ「白金青い池」

美しい丘陵地帯として知られる北海道の美瑛町にあるのが白金青い池です。Apple社製品の壁紙としても採用され話題になりました。
1988年の十勝岳噴火の際に、美瑛川に泥流が流れ込むのを防ぐ堤防を造りましたが、そこに川の水がたまり、池になったのが白金青い池です。
青い池という通り、湖水が鮮やかな青であることが最大の特徴。
諸説ありますが、この水は白金温泉付近で合流する白ひげの滝に含まれる硫黄といった温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んでおり、美瑛川の水と混ざったことで目に見えない「コロイド」が生成されます。
太陽光と水中のコロイド粒子が衝突し、光が散乱することで青く見えるそうです。
そのため、天候、時間帯によって表情が異なります。さらにそこに生えているカラマツの白さもコントラストが映えて絶景です。
5月中旬ごろから6月下旬がベストシーズンといわれています。

白金青い池のライトアップ

11月から翌年4月末にかけてライトアップされ、夏とはまた違う幻想的な景色を楽しめます。
ただ、ライトアップするのではなく様々な照明パターンが用意されています。
さらに青い池の積雪・氷結後はライトアップの内容も変更されるので、様々なパターンを楽しむことができるでしょう。

白金青い池へのアクセス

バス停「美瑛駅前」から「白金・大雪青年の家行き」のバスに乗り、バス停「白金青い池入口」で下車。乗車時間は20分程です。
バスの本数は多くないので、しっかりとチェックしていきましょう。
同じ方面域のバスでも、バス停には止まらず通過してしまうので注意してください。
有料駐車場もあるので、レンタカーを使って訪れることも可能です。バス停から駐車場へつながる道もあるので、足元に注意して進みます。
道と池の間には柵があるので、降りられるポイントが限られています。道に階段はなく足場も不安手なので注意して進んでください。

白金青い池とあわせてみたい白ひげの滝と美瑛川

青い池から車で約4分の場所にある白ひげの滝は、岩の間からにじみ出た地下水が白ひげのように流れ落ちるのを見ることができます。
滝の下には美瑛川が流れており、美しい景色を楽しめるフォトスポットです。
秋には木々の紅葉とのコントラストが楽しめるでしょう。
冬は滝から上がる水しぶきが凍りつき、周囲に樹氷を創り出し、美瑛川の青さが際出ちます。
青い池と同様、夜にはライトアップされ、昼間と違った景色は見逃せません。