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天空の城竹田城跡

竹田城の歴史を軽く紹介!

竹田城は今では竹田城跡として国の史跡として有名になりましたが、その歴史をまずは軽く解説します。
竹田城に関する資料として現代でも参考とされているのが『史跡・竹田城』ですが、こちらには1443年に山名宗全が築城したとされております。
そしてこのお城は山全体が虎が伏せているように見えるということで「虎臥城」とも呼ばれております。

江戸時代末期の書物である『和田上道氏日記』によると1441年から1443年に作られたとされているので、現代の竹田城の歴史としてはこの1443年に作られたという考え方が一般的とされているようです。
ちなみに、皆さん大好きな戦国時代には毛利元就や織田信長、豊臣秀吉の逸話が絡んでいるお城としても有名なのです。

いつ廃城になったの?

先ほどの歴史の解説の続きになりますが、1580年に豊臣秀吉の弟である豊臣秀長によって攻めとされます。
その後は秀長の部下である桑山重晴が城主になりますが、1585年には異動となり赤松広秀が城主となります。
この赤松広秀がキーポイントなのです。

赤松広秀は日本における戦国時代の最大の節目、関ヶ原の戦いで負け組となる西軍にまわってしまいます。
しかも、赤松広秀は鳥取城攻めにも加わったのですが城下町を放火したとの罪で切腹になってしまうのです。
その結果竹田城は廃城となってしまいます。
つまり、関ヶ原の戦いがあった1600年ぐらいに城がなくなってしまったと考えられているのです。

竹田城跡のアクセスは?

竹田城跡のアクセス方法はいくつかあるのでそれらすべてを紹介します。
鉄道を利用する場合はJR播但線の竹田駅下車が最寄となります。
ただし徒歩40分もかかるのでちょっと遠いです。しかも急勾配の徒歩40分になるので注意しましょう。

バスやタクシーを使った場合はだいたい20分程度で城跡にたどり着きます。
雲海の発生しやすい時間帯は午前8時までとなっていますが、早すぎる時間帯だとバスもタクシーもほとんど走っていない可能性があるので要注意です。

雲海に遭遇するためにはどうすればいいの?

雲海に遭遇したいという方は発生しやすい条件を知る必要があります。
雲海が発生しやすい条件は明け方から8時までの、9月下旬から4月上旬です。
特に見やすいといわれている時期が11月下旬から12月上旬で、この時期は濃い雲海が発生するのでねらい目です。
ただし、12月以降は雪が積もるため天候には注意しましょう。

また、発生しやすい条件としては湿度が高く放射冷却があること、晴れていること、風が弱いこと、日中と当日の気温差が激しいことが条件となっているのでこれらの条件にマッチする日を狙って行動しないといけないでしょう。
雲海予報は非常に難しいので、遭遇できるかどうかは運の要素がとてつもなく強くなってしまいます。